std.complex
組み込みの cfloat, cdouble, creal, ifloat, idouble, ireal を置き換えるモジュール Source:std/complex.d
Authors:
Lars Tandle Kyllingstad License:
Boost License 1.0
- 実数型 T をベースにした複素数型
BUGS:
opAssign や opOpAssign などの演算子は参照返しをするべきですが、 現在はそうなっていません。これは、 DMD bug 2460 が修正されればただちに実装される予定です。- 実部
- 虚部
- 絶対値を計算
- 偏角を計算
- 共役複素数を計算
- 複素数を文字列に変換します。
デリゲート sink が指定されていると、文字列はそこに渡され、
関数は null を返します。
それ以外の場合、文字列表現を直接返します。
出力形式は formatSpec に
POSIXの%による書式指定で一つ指定することで定めます。
複素数は浮動小数点数なので、
'e', 'f', 'g', 'a', と 's' のみが使用できます。
's' を指定するとデフォルトの動作となります。
位置指定パラメタはここでは使用できません。
さらに詳細な情報は std.format のドキュメント にあります。
- 絶対値と偏角から複素数を求めます。