しばらくぶりにテキストエディタ Alpha のサイトをチェックしてみると公開再開されていたので、 ダウンロードして触ってみました。 スクリプト編集ソフトとして開発されているのですけど、 個人的に気になるのが気合いの入ったUnicode対応っぷり。 右から左に書くテキスト(アラビア語とか)も扱えるし、 サロゲートペアで表現される文字にまで対応しているし、 メニューからアクセント記号を打てるし。凄い便利だー。 これと差別化するにはGreenPadはどっちへ進もう…。 やっぱり、"より小さく、より軽く"?
年賀状の季節が過ぎた直後に「はがき作家」なるソフトの存在を知る。 スクリーンショットを見る限りわりと使いやすそう。 葉書印刷のためだけに一太郎を入れているのも無駄だなぁ、 と常々思っていたので、来年からはこれ使ってみようかなと考え中です。
新聞の広告欄を眺めていて、数ヶ月前に「日本語大シソーラス」ってのが出版されていることを知りました。 日本語版Rogetのシソーラスを標榜しているだけあって、 無人島に持っていきたい級に読み込み甲斐がありそう。 お値段4分の1だったら迷わず買ってしまうのですが…。
Prism というXPのVisualStyleが最近お気に入り。スタートメニューの右側をこういう風に、 "アイコンのみ"っぽく見せられるとは。なるほど。
↑04時01分に書けば日時がちょっと格好いいのだけどこの辺で我慢します。
int main() {
int c = 1;
printf("it's %c code\n", 'c'/+c++/+1);
return 0;
}
typeof !! Alias Parameters !! いよいよC++で実現できないような機能が入ってきました。 後者は、「型とtemplateとmoduleとグローバル変数を意図的に混同する」 という危険な遊びができそうな予感。 クラステンプレート用の近道記法はクラス名に悩まなくてよくなって便利かも。
時間ないので翻訳は一週間ほどお待ちを…。
年末年始は自動更新にしようと思ってPHPでスクリプトを書いておいたのに、 それをサーバに上げるの忘れてました。仕方ないので今まとめて更新。むぅ。
ゆく年をふりかえる第二弾。2003年にはまったもの。 私が今年読んだ/聴いた作品を並べているので、 必ずしも、この一年の間に発表された作品とは限りません。 ★が個人的ベスト3。
1月。 「Music: Sk8er Boi @ Let go」 Avril Lavigne。この曲に惹かれてアルバム買ったはいいけど、 実は他の曲にはそれほど好きなのがなかったでしたが。 「Book: 午後四時の男」 Amélie Nothomb。せまりくる"不可解"。 2月。 ★「Book: 春よ、こい @ 図書室の海」 恩田陸の短篇。この作家さんの小説ってほとんどが竜頭蛇尾な感じをうける (…ちゅーてもその"竜頭"のために私は端から読みまくってるわけですが) のですけど、この幻惑的な作品は最後まで完璧に決まってて素晴らしい。 3月。 「Flash: 誰ソ彼レ」 哭蔵さん。カコイイ。 「Book: 荒地 - 暗黒の塔Ⅲ」 Stephen King のライフワークらしい。この第3部ラストの盛り上がりが圧倒的。 4月。 なし。 5月。 「Comic: Claymore」 八木教広。プリシラ覚醒の回でハマりました。 どこの本屋にもコミックス3巻が置いてなくて、 いまだに全巻揃えていないのは秘密。 6月。 「Book: 覘き小平次」 京極夏彦の傑作。書くコメントがなくなってきた。 「Music: DOLCE~夏色恋慕~」 Hysteric Blue のラストシングル。このグループ好きだったんですけど、 活動停止してしまいました。 7月。 「Book: 炎の門 - 小説テルモピュライの戦い」 Steven Pressfield。 ★「Flash: なつみ STEP!」 NNSJさん。キャラクタの動きの綺麗なことといったらもう。 8月。 「Book: ZOO @ ZOO」 今年は乙一を読みまくった一年でもありました。 「Flash: CATMAN」 青池良輔さん。渋カコイイ。 9月。 「Flash: Clazy_Walker 6」 一応下戸さん。 ★「Comic: でんせつの乙女」 こがわみさき。ほんわかと。淡くて。透明で。幸せな感じ。 10月。 「Book: ウィット」 Margaret Edson という方による、その名の通りウィットに富んだ物語です。 帯や書評にある"感動"という単語にはちょっと違和感。 11月。 「Book: 猛スピードで母は」 長嶋有。芥川賞は直木賞と違ってまだまだ死んでいない、と思わされました。 「Book: 暗いところで待ち合わせ」 これも乙一さん…まぁなんだかんだ言っても、私はこーゆーのが好きみたいです。 やられた。 12月。 「Book: FUTON」 中島京子という方による、田山花袋 "蒲団" の打ち直し。主人公の奥さんからの視点、で書かれた作中作が面白い。 「Music: 電気の恋人 I am Programmer's Song」 先日紹介したヤツです。0の世界に夢を描くよ。
できるならばカテゴライズ不能な嗜好を持ちたいのだけれど。難しいね。
今日は、外を歩いててサイモン&ガーファンクルの "Scarborough Fair" のカバーが流れているのを耳にして、これいいなぁ、と思ったりした一日でした。 家に帰ってからもう一度聴きたくなったので、どなたが歌っているのか検索 …… と言っても曲名しかわからんので一苦労。あ、これだ。 鈴木重子 という人らしい。女声だったし確かに10分くらい後に "この道" も流れてたので間違いあるまい。
基本的にテレビもラジオも聴かないので、 こんな風に街中で出会った曲を歌詞などで検索かけてCDを買うことが多いのです。 が、そんな私へ朗報が。 「携帯電話を使った音楽認識サービス」。 このサービスに電話して音楽を20秒ほど聴かせれば、 自動照合して曲名などを返してくれるらしい。いいねいいね。 全国展開されたら私は絶対使います。つーか正直、 通話機能もメール機能もカメラ機能も全部要らないから、 これ専用の携帯端末が欲しい。
ありがとう。でも、感謝より尊敬より先に、ライバル視して欲しいかも。なんてね。
朝起きたら雪がつもってました。 家の天窓を見上げると青空に白い雲…と思いきや、青空に白い雪です。
という写真が気に入ったので母上のホームページから無断で拝借。
J2SE 1.5 のα版を試し中。特徴については既報すぎですがまぁ、やっと Java で Generics が使える日が来ました! ってとこです。ついでに自動(un)boxingで、 Objectしかコンテナに入れられないという欠点も解決。型安全 enum も実装がメッチャモダンで素敵…なんだけど、これ、 配列の添字にできないのは不便かも。switch できるようにコンパイラを拡張したんだから、もう一押しで enum-indexed-array とか出来ないだろうか。
import java.util.*;
public class Test
{
public static void main( String[] arg )
{
List<Integer> list = new ArrayList();
list.add( 10 ); // 自動boxing。new Integer(10) としなくてOK!!
//list.add( "moji" ); // 変なモン突っ込むとコンパイルエラー!!
int n = list.get(0); // ((Integer)list.get(0)).intValue() としなくてOK!!
for( Integer x : list ) // 拡張for!!
System.out.println( x.intValue() );
}
}
これが普通にコンパイル通って実行できるのは嬉しい。
最後の拡張for文、for(int x : ...
にしたら実行時に落ちるようになってしまったけど、これはα版だからかな。
しかしこの「コレクションの要素を一個一個回るループ」の構文、
for( Object o : collection ) { ... } // Java
foreach( Object o; collection ) { ... } // D
foreach( Object o in collection ) { ... } // C#
for( var idx in collection ) { ... } // ECMAScript (ちょい意味違うけど)
C# のような in
を使う記法が圧倒的に読みやすいと思うんですが、
後発にはあまり採用されないですね。予約語増やしたくないって理由でしょか。
って、なんか文句つけまくってるみたいですけど、
今の気分はJavaバンザイを三唱したいくらいなので誤解なさらぬよう。
暇を見てGenericsとかEnumの深いとこをいじってみます。
「 電気の恋人 I am Programmer's Song 」 って曲が部屋でエンドレスループしてます。 歌詞もそうだけど、サビのメロディにはまりました。 全てのコンピュータ好きに、おすすめ。
今年一年の自分はどんなヤツだったのか、wlog と alang を読み返してまとめてみます。
1月。 一年の計は元旦にありといいますが、とりあえず元日には家から大学まで歩きました。 5日、D memo 開始。 こんなに色んなとこからリンクされるページになるとは予想してませんでしたね。あと、 月末には OSP2002 にお邪魔させてもらいました。
2月。 Icon言語の話。 この月は何もやってないなぁ。
3月。 ICPC2003世界大会へ。生まれて初めて海外に行きました。英語話せるようにならないといかん、 と強く思ったのですが3日後にはそんな思いは記憶の彼方に飛んでいます。 BrainF*ckの話。
4月。 他人様のですが、Teddyに衝撃を受けました。 数年ぶりに、本気で凄いと思ったソフト。 スパイダソリティア中級98回。 Erlangの話。
6月。 タブレットに当選しちゃったのでした。 そういえばまだ開封してない…。TyRuBaの話。 この言語、今年知ったプログラミング言語のなかでは私的にはベストでした。 なのに全く反響が無くて寂しかったりもします。C++で et-string というネタを考えてみたり。 これ型安全printfの高速化とかにも有効だよなぁ、と今思った。
7月。 merdの話。 HaskellのTemplateの話。 どなたかが解説記事を書いてくださったら使ってみよう… と思って2ヶ月待ったけれど待ちきれなくて自分で書きました。 しかしこの月は、何と言っても BINTAとの出会い、そして別れ。ちなみに最近のオススメ飲料は ウィンタールビィ きりり です。
8月。 Dリファレンス日本語訳開始。 ネットワーク上を移動するプログラムをRhinoで実現してみるなど。あとこの月に 院試がありました。
9月。 USB万歩計購入。 牛を求めて歩き回る。 Google新着情報検索。
10月。 鎌倉へ東京から歩きました。 ICPC2004国内予選 とか Google CodeJam とか。
11月。 ICPC2004アジア予選敗退。 大学からレインボーブリッジまで歩いたり。 Diki公開。
12月。 特に何も。強いて言えば眠い1ヶ月でした。
まとめる前からわかってましたが、要するにマイナー言語と徒歩とBINTAとプログラミングコンテストの年でした。 結局小粒なことしか成し遂げられてないですけど、 去年ほどの何もやってない感はないのでまぁよしとしよう。 来年は頑張ってください>2004年の自分。
TinyApps.org に XacRett が紹介されました!バンザイ。1~3年前くらいまでに作ったソフトはどれも、 「サイズが小さい」ことを一大目標にして開発していたので (GreenPadなんかはまさにその例ですな)、ここに載れるのはメチャ嬉しいのです。 ついでに、載せたよお知らせメールで昔の発言に「実際に紹介してるアプリはちゃんとほとんど 1.44mb より遙かに小さいでしょうーが」と突っ込み返されました。確かにその通りです。テヘ。
あと、そこ経由で MenuetOS という OS を知りました。1フロッピーに収まって、フル32bit,GUI付き,ネットワーク対応 とのこと。ここまでの特徴を持ったOSなら多分幾つかあると思いますが、私にとって 重要なのはそのGUIの見た目がスクリーンショットからわかるように格好いいこと。これ凄いな。
今気付いたのですが、というか今まで気付かなかったのですが、
私、2個下のC++BuilderXについて書いた記事、
思いっきり書きかけのままアップロードしてますな。
これであと
何のライブラリが欲しかったんでしょうか。
さっぱり思い出せないです。BoostとACEあれば十分じゃん。ねぇ。
あー、多分 ICU だ。
Word2003 と Excel2003 と InfoPath2003 の保存ファイル形式のスキーマ が使用料無料で公開されているそうだ、と聞いたのでチェックへGo。 Office 2003 XML Reference Schemas Licensing。 落としてみると700KBのxsdファイルとかが並んでいてややビビりましたが、 ちゃんとHTMLヘルプ形式のリファレンスがついていて、中も簡単に読みこなせそう。 ナイスだ。
C++BuilderX のPersonal版をダウンロードしてみました。
配布パッケージに Boost や Loki が入ってるのは噂に聞いてたのですが、ACE もついてくるんですね。素晴らしい。これであと
この前Zetaについてここに書いたときに紹介した KQ という RPG の、 ScreenShot 紹介ページに載っちゃいました。あはは。 Allegro というゲーム用ライブラリ上で開発していたので理論上は BeOS で動くはずだったのだけど、制作者の方が Be で実際に動かしたことはなかったらしい。
このAllegroというライブラリは、数年前に 2ch で教えてもらった 独特なライセンスが好きでブックマークに入れてたのですが、 今更ながらライブラリそのものにも興味が湧いてきました。 時間ができたら調べてみよう。
勝手に全文引用&翻訳してしまうと、こういうライセンス。ご一読下さい。 (原文=法的に有意味な唯一の版)
Allegroは「贈り物ウェア」です。たくさんの人々の協力によって創られ、 そして今、あなたのもとに惜しみない贈り物として届いています。 このソフトを使うのも、改造するのも、再配布するのも、 要は何でも好きなようにいじって構いません。 そして、私たちへのお返しも必要もありません。
でも仮に、あなたがこの製品を気に入って、 Allegroコミュニティにお返しの贈り物で感謝を示したい、と強く思ったのなら。 その時は、こんな方法があります。アドオンパッケージを書くとか、バグ報告、 ライブラリの改良をするなど。あなたの自分で書いたプログラムのソースを公開して、 他の人々がそこから学べるようにするというのもいいですね。コードを再配布したり、 これを使ったゲームを作ったときには、謝辞のどこかで Allegro について触れてくれると嬉しいです。けれど、 絶対そうしなきゃダメってことはありません。 私たちの善意が無にされることはないと信じています。
自分もこんな風にマイルドに発言する術を身につけないとダメだなー、 と何だか反省してしまいます。
libstdc++-libc6.2-2.so.3 が無いと言われたのでこれを入れて、"version 'GLIBC_2.2' not found" と言われたので glibcの新しいの全部入れるのは無茶だしwisnetに頼むのも面倒だなぁ、と考えて ここからlibm.so.6だけ抜き出して試しに入れてみたら、このサーバでDコンパイラ動きました。バンザイ。 しかしこんなバラバラに入れても大丈夫だったのか、こやつら。
…てなわけで、無事 Dikiのページ の完成~。
D を another C++ として使うのではいまいち面白くないので、出来るだけ C++ や Java の世界にはなかったイディオムを見つけていく、 という方針でコードを書こうとしています。あんまり成功してないですが。