std.stdio
std.c.stdio を拡張する標準入出力関数です。
std.stdio を import すると、自動的に
std.c.stdio も public に import されます。
- class StdioException: object.Exception;
- I/O エラーが起きたときに創出される例外です
- void writef(...);
- 引数は
format strings
として整形され、stdout に出力されます。
- void writefln(...);
- writef と同じですが、
最後に改行が出呂されます。
- void fwritef(FILE* fp,...);
- writef と同じですが、
出力先が stdout ではなくストリーム fp になります。
- void fwritefln(FILE* fp,...);
- writefln と同じですが、
出力先が stdout ではなくストリーム fp になります。
- string readln(FILE* fp = stdin);
- ストリーム fp から1行読み込みます。
Returns:
ファイル終端ならば null、それ以外では
行末文字 '\n' を含めて1行 fp から読み込んで返します。
Params:
Throws:
エラー時に StdioException
Example:
標準入力を読み込んで標準出力に書き出すサンプルです。
import std.stdio;
int main()
{
char[] buf;
while ((buf = readln()) != null)
writef("%s", buf);
return 0;
}
- size_t readln(FILE* fp, ref char[] buf);
size_t readln(ref char[] buf);
- ストリーム fp から行末文字 '\n' 込みで1行読み込み、
buf[] に格納します。
これはバッファを再利用できるため readln(FILE*)
よりも早くなることが多いです。ただし、バッファを再利用すると言うことは、
前の結果が必要なケースではコピーを取っておく必要があることを意味しています。
Params:
_iobuf * fp |
input stream |
char[] buf |
結果の業データを格納するバッファ。必要に応じて
buf はリサイズされます。 |
Returns:
ファイル終端では 0、
そうでなければ読み込まれたバイト数
Throws:
エラー時に StdioException
Example:
標準入力を読み込んで標準出力に書き出すサンプルです。
import std.stdio;
int main()
{
char[] buf;
while (readln(stdin, buf))
writef("%s", buf);
return 0;
}
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