std.stdint
Dは、整数型を特定のサイズに制限しています。しかし、 一番効率的なサイズはマシンによって違いますし、 ポインタのサイズも違い、扱える最大の整数もマシンによります。 stdint は、サイズと効率のトレードオフを移植性を保ったまま 実現するためのモジュールです。C の stdint.h と同様の定義が成されています。"exact alias" は、丁度ぴったり指定したbit数を持つ整数型です。 "at least alias" は、少なくとも指定したbit数を持つ整数型です。 実際はもっと大きいかもしれません。 "fast alias" は、少なくとも指定したbit数を持つなかで、 プロセッサのサポートする一番速い整数型です。
aliasの一覧:
Exact Alias | 説明 | At Least Alias | 説明 | Fast Alias | Description |
---|---|---|---|---|---|
int8_t | 丁度8bit符号付き | int_least8_t | 少なくとも8bit符号付き | int_fast8_t | 高速8bit符号付き |
uint8_t | 丁度8bit符号なし | uint_least8_t | 少なくとも8bit符号なし | uint_fast8_t | 高速8bit符号なし
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int16_t | 丁度16bit符号付き | int_least16_t | 少なくとも16bit符号付き | int_fast16_t | 高速16bit符号付き |
uint16_t | 丁度16bit符号なし | uint_least16_t | 少なくとも16bit符号なし | uint_fast16_t | 高速16bit符号なし
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int32_t | 丁度32bit符号付き | int_least32_t | 少なくとも32bit符号付き | int_fast32_t | 高速32bit符号付き |
uint32_t | 丁度32bit符号なし | uint_least32_t | 少なくとも32bit符号なし | uint_fast32_t | 高速32bit符号なし
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int64_t | 丁度64bit符号付き | int_least64_t | 少なくとも64bit符号付き | int_fast64_t | 高速64bit符号付き |
uint64_t | 丁度64bit符号なし | uint_least64_t | 少なくとも64bit符号なし | uint_fast64_t | 高速64bit符号なし |
"ptr alias" は、ポインタを保持できる十分なサイズである、 と保証される整数型です:
Alias | 説明 |
---|---|
intptr_t | ポインタを保持できるサイズの符号付き整数 |
uintptr_t | ポインタを保持できるサイズの符号なし整数 |
"max alias" は、その環境で最大の整数型です:
Alias | 説明 |
---|---|
intmax_t | 最大の符号付き整数型 |
uintmax_t | 最大の符号なし整数型 |
Authors:
Walter Bright, www.digitalmars.com
License:
Public Domain