Wink というソフトを今日知りました。 画面のスクリーンショットを連続で撮って、Flashなどにして出力してくれるもの。 操作方法のチュートリアルを作るのなんかに便利だよ、というウリらしい。これは 折り窓 の使い方説明に使えるかも…と思って 早速ダウンロードしました。
とりあえず Flash で出せるというのが素晴らしい。動画ファイルで置いてあっても
あまり見る気になれないし。バルーンで注釈を入れたり、途中で画面をとめてボタンで
再生再開させるようにする、みたいなものも簡単に作れるぽい。作者さんのサイトを
見てみると画像圧縮に強い方らしく、Winkでも Innovative compression techniques
applied to reduce filesize of output Flash file
ということで、小さな
ファイルを出力できるらしい。実際にちょこちょこ弄ってみても確かにいい感じなサイズ。
というわけで本当に折り窓の操作風景を撮ろうとしたら、なんと Wink の起動中は折り窓で 窓を折れない!なぬー。どちらもマウス操作を完全にキャプチャしてる物だからどこかで 競合してるんでしょうが…。何とかしないとなあ。
Visual Studio が付けてたオプションをそのまんまコピーして64bit用のMakefileを 作ったせいで、/Zp4 (構造体メンバを4byte境界に整列)オプションなんてものが 残ってて、構造体サイズエラーになってました。でも Windows のヘッダファイルって この辺の整列サイズは勝手にpragmaで上書きしてませんでしたっけ、あれー? 現象が有名なOPENFILENAMEのハマりポイントに似てたので、同じようにバージョン指定のマクロ関係の 問題だろうと思って見当違いのとこばっかチェックしてました。むむむ。
そんなわけでPlatformSDKの共通ダイアログ関係のヘッダを眺めていたら
HRESULT CommdlgIsolationAwarePrivateJVaQPGbueRfhYg(void) {...}
などなど、いかにもランダム生成された風のシンボル名が幾つか並んでいるのを発見。 名前空間を汚さない工夫なのでしょうが、コードを目で追ってると、途中までごく 普通な名前なのに突然がふげぱやふぉいあつおぢってな感じに妙な文字列が 混ざるのになんとも不思議な感覚をおぼえます。
『ドームチルドレン』 の1巻と2巻を購入。実は収録されてる全然別の読み切りの話を目当てに、 最終巻の第3巻だけはだいぶ前に買ってありました。本編は、核戦争で地球が滅んで50年、 核シェルター(通称「ドーム」)に逃げ込んで生き延びた一握りの人々…という 話らしく、わりとよくある系の話かなぁ、と思ってその時はそんなに興味は感じてませんでした。 が、先日ふと古本屋で目に入ってしまいなんとなく揃えてしまった次第。
で、まあ、ここに書くということはもちろん、読んでみたら気に入ってしまったわけです。
GreenPad 1.06。うわー何年ぶりの更新だろう。
Vectorに出す差し替え依頼メールの出し方すっかり忘れてました。致命的なバグの
修正と、やるやる言ってて全然やってなかった機能追加をちょっとと、
時代自分の趨勢に合わせて64bitネイティブ版こと
"GreenPad S" が増えただけです。
64bit版にあわせるためのソースコードの変更は、基本的には UINT → UINT_PTR と GetWindowLong → GetWindowLongPtr の置換を幾つかかければおしまい。楽チン。 メンバ関数をコールバック関数として使うためのThunkの64bit化だけちと不安ですが、 ATLのソースとあわせてみたら合ってたので多分大丈夫…。 タスクマネージャで見たときに *32 マークがつかないのが嬉しいだけで、特に何が 変わるというものでもないのですが。
追記:ぎゃー! S版で"開く"と"保存"のダイアログが開かないことが判明。 あとで直しまっす。
Amazon の入荷待ち中なのですが、それはそれとして PDF版 が出回りだした そうなのでとりあえずそちらを先に手に入れました。GnuPGの鍵で署名 されてました。なるほど。肝心の中身はまだ読んでいない…というか、面白そう過ぎて 読み始めてしまうのがもったいない気がして、なかなか開けないでいます。
Sound Bull が欲しい今日この頃。
NILFS のソースを読んでみたりしています。 検索ベースのファイルシステムが普及したら、次は、任意時点のデータを復旧できる というかバージョン管理付きというか要するにログベースのFSが確実に来ると 思っていて(各種自動バックアップやらcvs,svnやらwebarchiveや らGoolgeキャッシュやらの便利さが自動的に全てのファイルに適用されるわけで、 ある程度ディスク容量に余裕があるならこれを実現しない理由は何一つない)、 興味大なのであります。
そしてここから先は完全に150%戯れ言で…… ログデータも含めてディスク満杯になった時に、現在の実装はそこでおしまいと なってしまうようですが、ToDoとしてCleaner(GC)の実装が予定されているらしい。 こっち方面の知識が全くないのでCleanerと言ったらどこまでデータを破棄するものなのか よくわからんのですが、仮に古い/重要でないsnapshotを間引いて容量確保するような ものを実装したとすると、将来的にはコンピュータも自然と「ものを忘れる」ものに なっていくような気がしてきます。…などと PLUTO を読みながら考えてみたりしつつ。