『本好きへの100の質問』に回答してみました。 2004年8月版です。
もう純粋に「面白いから」。これに尽きる。
……って、あんまり理由になってないので分析してみよう。
私は、人が何をどう考えているのかを聴いて、 その反応という形でしかモノを考えることができません。いや、 もちろんそれなりにだらだらと脳を稼働させることは放っておいてもできますが、 それでは「思考している」というレベルに達せない。本を好きなのは、 自分が物を考えるための引き金をいつも引いてくれるから、です。
本じゃないけど、小学校の教科書にあった「おじさんのかさ」。
『二分間の冒険』だったか…、いや、たぶん 『アイシテル物語 3』。今でも持ってます。 てゆーか今でも年に一度は読み返してます。
ないです。
なしー。
未読の人向けの紹介文、ですね。ネタバレしちゃいけないという制約の分だけ、 紹介に工夫がこらされていて楽しいです。
下の方で答えますが買わずに図書館で借りる派なので、ベストセラーは順番待ちになって なかなか読みたくても読めないので読みません。流行から1年くらいたって手に取ることは それなりにあります。
SF。ミステリ。
そうでもなさそう。
25冊程度。一日一冊よりは少ないけれど平日一冊よりは多いです。
あまり見ませんが、面白かった本の読後の余韻を引き延ばしたいがために、 その本を閉じずに隅から隅まで眺め倒しだすことはあるので、その時には チェックしてると言えないこともないかも。
700円辺りからかな。なんとなく「文庫は500円」という感覚があるので、 それより安ければ特をした気分だし、高ければちょっと慎重になる傾向があります。
基本的には図書館で。どうしても気に入ってしまった本や、気に入ってしまった本の 作家さんの新刊とかは買っていますが。何故って、買ってしまったら捨てたり売ったりは 勿体なくてできないので、本棚に置き場が無くなってしまうから…。
買ったら即読む派。
書店以外のどこに行けと。
上巻だけとか下巻だけとか、1,2,3,6,7巻だけとか、 『グインサーガ』 が所々抜けてるとか、そういう揃え方が多いのは何故だー!
300冊弱くらいだと思う。
大部分が小説。あとプログラミング関係の本とか教科書とか。
地面と平行な方向を向いてる本がやけに多いけれど、これは空間効率の都合で やむを得ずこうなっているのに違いない。そうだそうだ。
背表紙の色でまとめたりはしてます。
ないヨ
気が済まない本と別に構わない本と、どっちもあります。違いは…なんだろう?
置き場がないこと(深刻)
速読派っぽい。一つの本を長く時間をかけて読むってことはあまりない。 時間を置いて何回も読む、ということはしょっちゅうですが。
夏目漱石の「こころ」を読んでて "畢竟" がやたらと気になって調べたことはあります。 が、他では一度も調べたことないです、たぶん。
川の土手に転がりながらとか、いいですね。うわーベタだ。
本当に面白いのか? と、真ん中辺りをちょびっと覗いてしまう。 間違ってるかなぁ。
ほとんどは行き帰りの電車の中で読んでるので、えーと、改札を抜けるとか。
家で読むときは音楽かけてます。
栞は使ってないですね。
ブックカバーが欲しいけど、それって私が考えるまでもなく普通だな。
ロビンソ 長いこと読み続けられそうな書物と言うことで、六法全書でも。
まだ無いです。
『火星年代記』
順不同。ベスト7にしたい…
アシモフの『ロボット』シリーズとか『ファウンデーション』シリーズとか。
なんとなくで選んでるので、これといったポイントはないです。強いて言えば、タイトル。
No.
いない。
小さい頃は好きな絵本もあったのだろうけど、全く覚えてないです。
内容から。あとがきから読む人は敵。
なし。
オススメできるようなノンフィクションに出会ったことがない…。
『スターガール』。これメチャメチャ好き。
本はないね、本は。 (^^;
どういう本のことかいまいちよくわからんですけど、 『奪取!』。
悪い意味で読みたくない本はないです…というより、 そんな本はあってもすぐ忘れてしまってる気がします。
敢えてあげるならば 『おとうさんがいっぱい』という短編集。 児童書なのだけど、怖い。怖すぎる。読んでしまったら、 10年たったこの今になってもまた3日くらい眠れなくなりそう。
良くも、の方で 『生ける屍の死』。これこそがミステリだ。
『罪と罰』。なんというか、ドストエフスキーという作家の本は小難しい、という 偏見にとらわれてまして。それまで読まなかったことを激しく後悔しました。
『はてしない物語』。 私はこれで本が好きになりました。あとは 3. で答えた本とか。
新潮…文庫のデザインがいい。
特にナシ。
…思い出せない…
『チグリスとユーフラテス』の 表紙絵の雰囲気、気に入ってます。他には 『はてしない物語』の、装丁自体が物語の一部になっているという仕掛けもGood。 小さい頃この本を読んだときには、ホントにびっくりしました。
です。
順不同。ああ、またベスト7にしたい…
ないです。
そんなにレアな本は持ってないですなぁ…。
『西の魔女が死んだ』。こんなに面白そうなタイトルの本ってそうないと思う。
全部読みます。最初のページから順に。
『タイム・リープ』の若松君。
『海の上の少女』の、少女。
『ひまわりの祝祭』の原田マネージャー。
『こころ』の先生。
ポワロ。
『鋼鉄都市』のイライジャとダニールで。
なんだか最近無性にアラスカに行きたい。 『オーロラの下で』の影響ではないと思うけど…。
『ソフィーの世界』
『さらば、愛しき鉤爪』。一応動物だろう、たぶん。
『覆面作家の愛の歌』の南条。読んだその瞬間は、感情移入なんてもんじゃなく もう「奴は俺だ」としか思えなかったくらい。
あと他に『バトル・ロワイアル』の杉村、かな。
『四季』などから、真賀田四季。
『あいどる』等のレイニーになって結節点を見たい。
この100の回答からリンクを張ってる作品の作家さんには皆、 夢中になっていた時期がありました。それ以外でも、 星新一、北杜夫、恩田陸、P.K.Dick、宮部みゆき… (以下略
作家になるより読者になる方が好きなので、ならなくていいです。(^^;;
あんまりなりたくないー。
塩野七生氏に、日本の中世を舞台に書いて欲しいかも。
高畑京一郎氏に…「早く続きが読みたいっす!」
筒井康隆氏の顔とか味があって良くないですか?
北村薫氏があんなおっさん(失礼)だったとは思わなんだよ。
特に誰ともイメージが浮かばぬ。
内容からの連想で、『秘密』。
Yes. かなり。
本に書き込みをするのは、いかがなものかなと。
活字じゃないメディア…例えばゲームでも漫画でもテレビでもドラマでも…に 関心が移っただけじゃないかなーと。別に活字離れだからといって、 何が変わるわけでもないと思います。むしろ次々と新しい表現の舞台に 脚光が当たって行く方が望ましいのでは。
もったいない。
多少。
出版以外で物語を流通させる方法を模索します。
ないです。
素敵です。
紙の本という存在は、残ったとしても好事家向けのアンティークみたいな 存在になると思います。けれど、文字情報だけの物語…という存在は、 ずっと続くでしょう。
まぁ、死にゃあせんだろう。
うーん。いない。
『魔法飛行』だな。絶対これ、絵になります。
『ターン』。 よくあの静かな世界が完全に映像化できたなぁ、と感心することしきりでした。
再現、ってことは現実にあったシーンを本に…ってことでしょうか。それは無いです。
東京中の古本屋を駆けめぐる。
梨。
070.と同じ作品 『覆面作家の愛の歌』から
「あんたはあの人? ―― つまり、あんたは血を吐くイアーゴーなんだ」
単独で取り出すと意味わかんないんですけど、この台詞にはやられました。鮮やか。 というか、この一文の飛び出す一連の会話全てが切れ味抜群でした。何故北村氏は こんなに美しい言葉を紡げるのだろう。
なんだろね。本が好きというより物語が好きなので、 映画やラジオドラマには惹かれます。
新古書店と、図書館と、仲良くしてください。
トモダチ。
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