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<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Frameset//EN">
<html lang="ja"><head>
	<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
	<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css">
	<link rel="stylesheet" media="all" href="noahman.css">
</head><body>

<h2><a name="each">個別圧縮</a></h2>
<p>
たくさんのファイルをまとめて<a href="usage1.htm#cmpr">普通の方法</a>で圧縮すると、
全部一つの書庫に固めてしまいます。大抵の場合は一つにまとまった方が便利なのですが、
たまに、一つ一つバラバラに圧縮したいこともあるかと思います。
</p>
<p>
そんなときは<em>「Alt」キーを押しながら圧縮</em>すれば、それぞれ別々に圧縮するようになります。
</p>

<h2><a name="view">書庫内閲覧モード</a></h2>
<p>
<a href="usage1.htm#cmpr">普通の方法</a>で解凍すると、書庫の中にあるファイルを
みんな一度に全部解凍してしまうわけですが、書庫の中の一部のファイルだけちょっと
見てみたい、というときはこの「書庫閲覧モード」が役に立ちます。
このモードでは、書庫の中にあるファイルの一覧を表示して、必要なものだけ解凍、
というような操作が可能です。
</p>
<p>
書庫閲覧モードにするには、<em>「Ctrl」キーを押しながら解凍</em>して下さい。
</p>

<h2><a name="format">Noahで扱える形式</a></h2>
<h4>圧縮、解凍とも可能なもの</h4>
<dl>
	<dt><em>lzh</em> (Unlha32.dll)</dt>
	<dd>日本で一番よく使われている圧縮法です。lh5,6,7 は、数字が大きい方が圧縮率がよくなりますが、まだテスト中のため、lh5 以外の書庫を公的な場で利用することは禁止されています。</dd>

	<dt><em>zip</em> (UnZip32.dll Zip32j.dll Zip32.dll)</dt>
	<dd>世界で一番よく使われている圧縮法です。海外の方へ渡すときはこれで。passwordを選ぶと解凍にパスワードが必要な書庫が作成できます。storeを選ぶと、圧縮は行わず一つのファイルにまとめる作業だけを行います。</dd>

	<dt><em>cab</em> (Cab32.dll)</dt>
	<dd>Microsoft社の開発した圧縮形式です。特に LZX21 は最強の圧縮効率で知られています。</dd>

	<dt><em>tar</em> (Tar32.dll)</dt>
	<dd>UNIX で主に使われます。ノーマルなtarは圧縮機能はないので、gzip や bzip2 という圧縮方法を組み合わせるのが一般的です。</dd>

	<dt><em>yz1</em> (Yz1.dll)</dt>
	<dd>高速性と、テキストファイルの圧縮率がよいことで知られる日本産の圧縮法です。</dd>

	<dt><em>bga</em> (Bga32.dll)</dt>
	<dd>同じgzipやbzip2を使うので圧縮率は同等ですが、tarは[書庫化→圧縮]なのに対しこちらは[圧縮→書庫化]という順序で処理するため、書庫内の一部のファイルだけ扱うようなときは高速です。</dd>

	<dt><em>??_</em></dt>
	<dd>希に、ソフトのインストーラについてくることがあります。普通はまず使わないでしょう。</dd>
</dl>
<h4>解凍のみ可能なもの</h4>
<dl>
	<dt><em>rar</em> (Unrar32.dll Unrar.dll)</dt>
	<dd>新進の圧縮法の中では一番広まっている形式ですね。</dd>

	<dt><em>ace</em> (UnaceV2.dll)</dt>
	<dd>これも新しい圧縮法の一つ。性能ではrarを越えたかな。</dd>

	<dt><em>gca</em> (Ungca32.dll)</dt>
	<dd>cabを越える圧縮率でしかもかなり高速な、期待の圧縮法です。お勧め…したいところですが、残念ながらNoahでは圧縮できません。(^^;</dd>

	<dt><em>arj</em> (Unarj32.dll)</dt>
	<dd>古い圧縮形式です。時々外国のFTPサーバ等で見かける程度。</dd>

	<dt><em>cpt</em></dt>
	<dd>Macintosh向けの圧縮形式です。これも最近はあまり見ません。</dd>
</dl>
<h4>分割・結合</h4>
<dl>
	<dt><em>jak</em> (Jack32.dll)</dt>
	<dd>Noahでは「圧縮形式」欄に入れてしまったのですが、これは実は間違いで、jakは、ファイルを決まったサイズに分割します。1.44MB だと、丁度フロッピーディスクのサイズになります。</dd>
</dl>

<h2><a name="mode">動作モードについて</a></h2>
<p>
Noahは、圧縮と解凍のうち適切な方を勝手に判断して実行します。
たいていの場合は判断に迷うことは無いのですが、時々
「圧縮すべきか解凍すべきか?」が微妙なことがあります。
そんな時にはどちらの動作を行うのか、Noahに指示しておくことができます。
それが、「動作モード」の設定です。
</p>
<p>
微妙な場合というのは、<em>書庫を複数いっぺんにドロップしたとき</em>です。
全部それぞれ解凍したいのか、それとも沢山の書庫を一つにまとめておきたいのか、
果たしてどちらなのかは Noah には判断し難いです。こんな場合どうすればよいかは、
ユーザーの皆さんが好きな方をNoahに指示してあげてください。つまり…、
</p>
<ul>
<li>[<em>解凍優先</em>] に設定していたら、それぞれを解凍します。</li>
<li>[<em>圧縮優先</em>] に設定していたら、一つの書庫にまとめて圧縮します。</li>
</ul>
<p>
なお [圧縮専用] や [解凍専用] は、Noahに自動判定をさせないで、
どんなときも圧縮/解凍しろ!と指示するときに使うモードです。
</p>

<h2><a name="cmdline">コマンドラインオプション</a></h2>
<ul>
<li><em>-a</em> 必ず圧縮</li>
<li><em>-x</em> 必ず解凍</li>
<li><em>-w</em> 圧縮の時は個別圧縮で</li>
<li><em>-ca</em> 圧縮の時は自己解凍形式で</li>
<li><em>-cx</em> 解凍の時は書庫内閲覧で</li>
<li><em>-dDirName</em> 出力先</li>
<li><em>-tTypeName</em> 圧縮形式</li>
<li><em>-mMethod</em> 圧縮メソッド</li>
</ul>

<h2><a name="iniconfig">隠し設定</a></h2>
<p>
Noahのインストール先フォルダに作成されるnoah.iniファイルに
以下のような行を追加することで、更に細かい設定を行うことが出来ます。
通常は必要ありません。
</p>
<dl>
<dt><em>OpenBy=ディレクトリを開くコマンド</em></dt>
<dd>
デフォルトは explorer "%s" です。
%sは実行時にディレクトリ名に置き換えられます。
例えば explorer /e,"%s" とすればエクスプローラで開けます。
</dd>
<dt><em>MiniBoot=1</em></dt>
<dd>
b2eから実行ファイルを起動する際に、最小化状態で
実行したい場合は、MiniBoot=1 と書いて下さい。
</dd>
<dt><em>OldAbout=1</em></dt>
<dd>
バージョン情報表示が遅いときにこれを入れると簡易表示になります。
</dd>
<dt><em>OneExt=1</em></dt>
<dd>
aaa.bbb.ccc を圧縮したときの書庫名を aaa.lzh ではなく
aaa.bbb.lzh としたいときに設定します。
</dd>
<dt><em>NoExt=1</em></dt>
<dd>
aaa.bbb.ccc を圧縮したときの書庫名を aaa.lzh ではなく
aaa.bbb.ccc.lzh としたいときに設定します。この設定よりも、
OneExt=1の方が優先されます。
</dd>
<dt><em>MultiBootLimit=4</em></dt>
<dd>
Noah.exeが一発圧縮解凍用に一度に起動できる最大個数を制限します。デフォルトは4。
</dd>


</dl>

</body></html>