パソコンに文章や絵を記録するとき、普通に「保存」すると、例えば100文字書いたときなら 100文字分、5000文字書いたときなら5000文字分の大きさの「ファイル」として記録されます。 ところが大抵のファイルは、うまく処理すると、もっとずっと小さなファイルに保存することが 出来てしまうのです!小さなファイルに出来れば、メールにして送るときの電話代も節約できるなど、 いいことずくめです。この魔法のような技が、圧縮です。
…と、これだけではあまりにも怪しげですね。もう少し圧縮の原理について説明しましょう。 「すもももももももものうち」という文章を記録することを考えてみます。普通に記録すると、 12文字分になります。ところが、「すも×8のうち」と、[も] が8個並んでることを [も×8] と表すようにすれば、なんと7文字で済むことになります。
※ 実際にはこれよりかなり複雑な計算を行って、圧縮の効率を上げています。
圧縮したファイルは「すも×8のうち」みたいに、ある意味謎の記号の並ぶファイルに なってしまっていますので、残念ながらそのまま使うことは出来ません。圧縮した文章を もう一度ワープロで開きたいときは、元の状態に戻してやる必要があります。 この戻す作業のことを「解凍」といいます。
そして、Noahは、この圧縮と解凍をするためのソフトなわけです。
「複数のファイルを一つにまとめたファイル」のこと。 書庫でもアーカイブでもどちらも同じ意味です。 大抵は一つにまとめると同時に圧縮も行われるので、 混同されて圧縮したファイルのことを書庫と呼ぶことも多々あります。
圧縮は便利なのですが、一度圧縮してしまうと、 解凍ソフトを持っていないと解凍できない、という不便な点があります。 そこで、解凍ソフトなしでも自分で自分を解凍できてしまうような 風に圧縮してしまうと言う手があります。それが自己解凍形式書庫 (通称SFX)です。
和訳すると、「引きずり落とす」ことです。…って何の説明にもなってないですね。
ファイルをマウスの矢印で指し、マウスのボタンを押し、押したままファイルを引きずり、
どこか(Noahの上とか)でボタンを放して落とす一連の作業のことを言います。
文字だけではよくわからない、という方は、本屋でパソコン入門書を立ち読みするか、
知り合いの方にドラッグ&ドロップの実演をしてもらってみて下さい。(^^;
D&D、DnD、ドロップなどと省略して書かれることが多いです。 また私は、マウスの右ボタンでのDnDのことを[右ドラッグ&ドロップ]と言っています。