gbeta World

"メタ" という単語があるととりあえず反応してしまう性格なため、 gbeta 言語が何やらサポートしているらしい "object metamorphosis" という概念に触れるべく、 このオブジェクト指向プログラミング言語で遊んでみようと思います。

間違い等に関する突っ込みメール大歓迎。

2004/6/30追記。 アドレスが http://www.daimi.au.dk/~eernst/gbeta/ に変更になったようです。 Windows版バイナリも公式に配布されるようになりました。バンザイ。 できるだけ早く更新再開します。。。(^^;

インストール (2003/10/09)

LinuxとSolaris向けには バイナリ で配布されているので、これを取ってくるのが簡単です。 以下ではWindowsの場合について説明します。

コンパイラ自体がgbetaの親にあたるBETA言語で書かれているため、 ソースからビルドせねばならない環境では、まずBETA処理系が必要です。 Mjølner System というのがフリーで公開されているので、 これを使いましょう…と思ったら、Mjølner System には更に Microsoft の C/C++ コンパイラが必要なようです。 Visual C++ をお持ちであれば、そのパスをインストール時に指定すればOk。 無い場合、Windows Platform SDK に含まれているらしいのでそれが使えるかも。(未確認)

Mjølner System のインストールが終わると、次は gbeta の配布サイトからソースをダウンロード、解凍します。先ほどインストールした beta にパスを通しておけば、解凍したソースの src\main フォルダに移動して

beta -lq gbeta

と打ってしばらく待っていればビルド完了。gbeta.exe が出来上がります。 あとは環境設定のため、ソースの bin ディレクトリ内 gbeta.bat を編集するのみ。 gbetaフォルダのパス名を指定して、GRAMMAR_PATH を指定している部分3箇所から バージョン番号っぽいディレクトリ部分(たぶん設定ミス…)を削除すれば完了です。

…と、なんだか猛烈に面倒なので、コンパイルした版を用意しました。 よろしければお使い下さい。

Hello World (2003/10/09)

以下のテキストを hello.gb という名前で保存します。 拡張子はgbらしい。

-- betaenv:descriptor --
(#
  do 'Hello, world!\n' -> stdio
#)

さぁ実行だ!

>> gbeta hello
Hello, world!

お知らせ (2003/11/20)

時間が作れないのでしばらく更新停止します。スミマセン。

再開は、たぶん、2004年3月末になります。 それまでの期間も、プログラミング言語系のネタは時々 w.l.o.g. で書き連ねていますので、そちらを楽しんでいただけるように頑張ります。

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